2011年5月22日

森下森林官さんからの便り2

おとといのことですが、造林地を見回っていた生きた鹿が防護網にかかっていました。
近づいても暴れず、生え替わる前のぶよぶよした角を握って網をほどく間もじ〜っとしていました。
このうるうるした潤んだ瞳に見つめられると、なすすべもありません(^^;)
網をほどいている間、ぼくの膝の上にあごを載せてきました。
鹿に「もう悪いことせられんぞ。約束ぜよ」と言って聞かせると、「うん」とうなづいたので放してやりました。 とことこと野に帰っていきました。

森の風が届きますように♪
森の精見習い修行中

森下嘉晴

森下森林官さんからの便り

春分峠の春の仲間たちを送ります。
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淡いピンクの花があでやかに新緑の森を彩ります。





   シャクナゲ


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大樹の上にひっそりと根を下ろしたくましく慎ましく生きている。


             ヤシャビシャク

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春の使者 白いからだがユーモラスかつ、ミステリアス





ギンリョウソウ


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慈悲深い青い色がいとおしい。
少しでも日光の光が弱まるとすぐに閉じてしまう
    
           フデリンドウ




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この森で4番目に好きな



      アカガシ




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さわやかな森の風が届きますように

森の精見習い修行中

森下嘉晴